引っ越し業者を選定するとなると、いろいろ悩みも多いと思います。
別記事に書きましたが、自分は引っ越しが11回もある『引っ越しマスター』を自称するレベルだったりします。
その中で『ここはイイ!』『ここは使いたくない!』という業者さんの体験があり、詳しく書いてみました。
日本通運の引っ越しサービスは高いが質は高い!
費用はやや割高になりますが、圧倒的に評判が高いのは『日通の引っ越しサービス』になります。
官公庁や病院、研究所などは軒並み日通に頼っているような状況です。
目次
日本通運 引っ越しサービス
あまり宣伝が激しくないので『それこそ知る人ぞ知る』の存在になりつつあるのですが、仕事の信頼性が極めて高いのです。
例えば、ランクの低い引っ越し業者となりますと、大学生のアルバイトみたいな人がいて『安全靴』の着用率も低かったりします。
※ 安全靴とは…
工事現場や重量のある機械・部品を扱う工場内などで、
足への危険を伴う作業場で使用される靴のことである。
つま先に鋼板が入っているなど、事故防止を考えて
作られている。
特に、研究所の移動などでは精密機器や高額の研究設備の移転などもあり、極めて高い安全性が問われると思います。
そういうケースでは、ほとんど日本通運が使われていると思ってください。
スタッフも経験豊富なベテランの人が多い印象です。
ルームランナーのような、かなり大きい家具(?)にも余裕で対応してくれたと思います。
私としては、おススメできる水準と考えます。
ヤマト運輸の引っ越しサービスは比較的標準的!
日本通運に行きつくまでに、私が使っていたのがヤマト運輸の引っ越しサービスになります。
☆ ヤマト運輸 引っ越しサービス
営業所が多く、サービスも均一であり、価格も手ごろと言う感じではないかと思います。
ただし、繁忙期となると人手が少ないのだろうとも思うのですが、ドライバーと助手みたいな2人態勢で来られて困ったことが1回。
重大なトラブルは、過去に経験がなく、大手の会社ですので何か事故があったときにも対応は無難で安心ということでしょうか?
スタッフの平均年齢は、どちらかと言うと若い人が多かった気がします(ベテランと若手と半々くらい?)。
機動力に優れており、会社が大きいので、引っ越しの直近でもまずまず対応してくれた記憶があります。
移動させる荷物にとんでもない大きいものがある、などのケースを除き、平均的な荷物量の家族引っ越しなどでしたら、ヤマト運輸もアリではないかと思います。
引っ越しのサカイ
かなり広告量が多く、メジャーにもなりつつあります。
費用もかなりお得に抑えられており、割安感があると思います。
見積もりをお願いすると、お米を手土産に営業の方が来られました。
この、引っ越ししたときに「近隣の食料品店の事情が良くわからない」などとの時に、お米を持ってきてもらえると、とても助かると思います。
営業の方の接客態度も練られたもので、満足がいくものでした。
ですが…
私も1回しか依頼したことがなく、マンションの同じ建物の中での移動でしたが、その引っ越しにてルームランナーは破損してしまいました。
その後のアフターも、なんだか誠意がなくてルームランナーも故障したままです(時価30万円はするようなものだと思います)
比較的、というかかなり若いスタッフで構成されているようで、学校の部活動のようなノリの印象であり、冷蔵庫などの大きな荷物も梱包されたりはキチンとしてくれているようでした。
ですが、規格外の大きなものなどはあまり得意ではないようですね。
実は、知人に高校を卒業したあと『引っ越しのサカイ』に勤務していた人がいました。
引っ越しのサカイですが、一部の人を除いて長く勤務する人はかなり少ないようで、この人も『早期退職組』でして、現在は老人施設関連で役職について頑張っています。
サカイの元内部関係者のご意見として伺ったのですが「やはり大切なものや壊れやすそうなものを送るときは、日通を使っています」とのことでした。
ホームページの一番目立つところに『お困りごと・お問い合わせ』のバナーがありますが、それぐらい目立って多いということでしょうか?
引っ越し3業者の体験談まとめ
① 貴重なものや精密機械・高級家具など大きなものがある場合は、割高でも日通運輸を使うほうが賢明である。
② 一般的で、スタンダードな引っ越しについては、ヤマト運輸の引っ越しサービスも標準的で悪くない。
③ とにかく安くあげたい・壊れても良いような物品で量も少なめであるときは、引っ越しのサカイも選択肢に入る。
私の体験談としては、こんなところでしょうか?
『とんでもなく安い』ところは避けて、その一つ上のレベルを選ばれると 大変な目にあわずにすむと思います。
よろしかったら、ご参考になさってください。